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コンサルタントの種類は3つに分類される!選び方のポイントもご紹介!

コンサルタントといっても、事業のどのレイヤーの改善を得意とするか、またはどの業界を得意とするかなどで細かく職種が分かれます。また、コンサルタントという職業は特に資格を必要としないため、専門知識が少ないコンサルタントもいます。

そこで今回は、コンサルタントの導入を検討している企業担当者向けに、コンサルタントの主な種類と特徴をご紹介します。

️大きく4つに分類される!コンサルタントの種類

コンサルタントは大きく、以下の4つに分類されます。

  • 総合コンサルタント
  • ITコンサルタント
  • 戦略コンサルタント
  • 専門コンサルタント

これらの分類から、さらに細かい分野に分かれていきます。

①総合コンサルタント

総合コンサルタントは、幅広い企業課題に総合的に対応できるコンサルタントです。ビジネスの上流にあたる経営・事業計画の策定から、システム導入やマーケティングといった実務支援、さらには下流工程まで、ワンストップでコンサルティングを行います。この特性から、総合コンサルティング会社はジェネラリストから専門人材まで、多様な人材を抱える大規模組織であることが一般的です。
代表的な例として、いわゆる「Big4」に数えられるデロイトトーマツコンサルティング、アクセンチュア、PwCコンサルティング、EYコンサルティングなどがあります。

1. 経営コンサルタント

経営コンサルタントは、総合コンサルタントの中でも特に経営領域に近い部分を専門とする職種です。後述する戦略コンサルタントに似ていますが、戦略コンサルタントが経営戦略や事業計画に特化しているのに対し、経営コンサルタントは「経営」を起点に、より幅広い領域にわたってコンサルティングを行う点が特徴です。

2. マーケティングコンサルタント

マーケティングコンサルタントは、企業のマーケティング活動において、戦略立案やブランディングの方向性決定、さらには実行支援までを幅広く担う職種です。マーケティングは特に専門性が高いため、総合コンサルタントの中でもマーケティング分野に精通したコンサルタントが担当することが多く見られます。

②ITコンサルタント

ITコンサルタントは、情報技術(IT)全般に関するコンサルティングを行う専門職です。IT戦略の立案・活用やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、システムの導入・構築支援などが主な業務領域です。代表的な企業としては、ガートナージャパン、フューチャーアーキテクト、日本IBM、SAPジャパンなどが挙げられます。

1. システムコンサルタント

システムコンサルタントは、業務改善システムや人事関連システムの導入・構築を支援する専門家です。エンジニア出身者が多く、エンジニアリングの専門知識を活かして業務改善を行うことが主な役割です。

2. Webコンサルタント

Webコンサルタントは、Web領域におけるサービス開発やマーケティング支援を行う専門家です。Webマーケティングの効果測定やアドテクノロジー分野での支援、企業課題を解決するWebアプリケーションの開発などを担当します。

③戦略コンサルタント

戦略コンサルタントは、経営コンサルタントの中でも特に経営領域に深く関わるコンサルティングを行う職種です。経営戦略・事業戦略・M&A戦略の立案や、新規事業の検討などを担当します。難易度の高いミッションを遂行するため、導入費用も高くなる傾向があります。

また、歴史ある大手コンサルティングファームが多いのも特徴です。代表的な企業としては、マッキンゼー・アンド・カンパニーベイン・アンド・カンパニーボストン・コンサルティング・グループ(BCG) などが挙げられます。

④専門コンサルタント

専門コンサルタントは、特定の業種や職種に対して高い専門性を発揮するコンサルタントのことです。経営コンサルタントや戦略コンサルタントが事業全体を上流から支援するのに対し、専門コンサルタントは特定分野に深く入り込み、効率改善や売上最大化を図る役割を担います。

1. 財務コンサルタント

M&Aアドバイザリーや財務戦略の策定など、財務領域に特化したコンサルタントです。契約締結までのフロー設計や資金調達支援など、一気通貫のサポートを行います。

2. 人事コンサルタント

人事制度の構築や福利厚生制度の設計、従業員のモチベーション向上策など、人と組織に関するあらゆる領域を支援します。

3. 労務コンサルタント

給与計算、就業規則の策定、入退社手続き、労務トラブル対応など、労務体制の整備や改善に特化しています。

4. シンクタンク系コンサルタント

政府機関や公共団体向けに経済調査やIT戦略支援を行います。多くは大手証券会社や金融機関を親会社に持つ企業で、例として三菱UFJリサーチ&コンサルティング野村総合研究所(NRI)NTTデータ経営研究所などがあります。

️コンサルタントの必要性とは?

コンサルタントを導入するためには費用がかかりますが、その需要は年々高まっています。ここでは、なぜコンサルタントが必要とされるのか、その理由を解説します。コンサルタントを活用することで、以下のようなメリットを得ることができます。

自社にはないノウハウを活用できる

コンサルタントは特定分野の専門家であり、幅広い知識や実務経験を備えています。そのため、自社に存在しないノウハウを補完し、意思決定の精度向上や生産性の向上に直結します。特に新規事業の立ち上げでは、社内に経験者が少なく失敗リスクが高くなりがちです。こうした場合、新規事業に精通したコンサルタントを活用することで、効率的かつ着実にプロジェクトを進めることが可能です。

経営のスピードを高められる

コンサルタントは専門知識を体系的に有しており、類似案件の実績も豊富です。そのため、社内だけでは時間がかかる課題に対しても、短期間で解決策を提示できます。これにより、経営における意思決定のスピードを飛躍的に高めることができます。

客観的な視点を取り入れられる

社内に専門家がいる場合でも、外部のコンサルタントが不要というわけではありません。コンサルタントを導入することで、客観的な視点を取り入れることができ、様々な課題解決に役立ちます。例えば、コンサルタントと同等レベルの専門性を持つ人材が社内にいたとしても、どうしても社内文化の影響を受けたバイアスが生まれたり、上司や同僚に気を使い、上手く意見を伝えることができなかったりするケースもあるでしょう。外部コンサルタントであれば、社内事情に左右されず、第三者の客観的な視点から改善策や提案を行えます。これにより、見落としていた課題の発見や新たな解決策の創出が期待できます。

コンサルタントを選ぶ際のポイント

コンサルタントといっても、その実績やスキル、得意分野は人によって大きく異なります。では、数ある候補の中から最適なパートナーを見つけるには、どのような基準で選べばよいのでしょうか。ここでは、コンサルタントを選定する際に押さえておきたいポイントをご紹介します。

自社の課題やニーズに適しているか

コンサルタントを導入する際は、自社の課題やニーズに適しているかを確認することが大切です。自社の課題やニーズに適していないコンサルタントを導入すると、ミスマッチが起きてしまいます。コンサルタントの導入はあくまで手段であるため、まずは自社がどのような課題やニーズを持っているかをしっかりと整理するようにしましょう。

高い実績があるか

コンサルタントには国家資格などの必須資格がないため、極端な話、実績がほとんどなくても名乗ることができます。そのため、導入時には過去のプロジェクトや成果事例を確認し、本当に成果を出せる人物かを見極めることが重要です。特に初めてコンサルタントを活用する場合や選定に自信がない場合は、優秀な人材が多数登録している顧問サービスなどの外部人材紹介サービスを活用すると安心です。

活用するうえでコストはどのくらいかかるか

コンサルタントを導入する際は、費用面だけでなく契約形態や期間も事前に確認しておくことが重要です。契約期間が長すぎると、導入後にミスマッチが判明しても途中解約が難しく、不要なコスト負担が発生する恐れがあります。こうしたリスクを抑えるには、短期契約や期間延長が可能など、柔軟な契約体系で利用できる顧問紹介サービスを活用すると安心です。

️まとめ

コンサルタントを導入することは、専門的な知見を活用できるだけでなく、客観的な意見を取り入れるという点でも非常に有効です。しかし、コンサルタントの種類は非常に多いことから、どのようなコンサルタントを導入すべきか悩むケースもあるでしょう。このような際は、顧問紹介サービスの活用をおすすめします。

顧問紹介サービスは、柔軟な契約体系でコンサルタントを導入できるだけでなく、サービスの審査を通過した優良なコンサルタントが在籍しているため、ミスマッチが生じるリスクも少ないです。コンサルタントを導入する場合は、まずは自社の課題を整理し、コンサルタントにどのような役割を期待するのかを明確にしたうえで、顧問紹介サービスを検討すると良いでしょう。

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この記事の修者

中村 慎也 (アークワードコンサルティング 代表)

大学卒業後、シスコシステムズにてパートナー企業開発や金融業界向けコンサルティングセールスに従事。その後、人材業界大手のインテリジェンス(現パーソルキャリア)でIT業界向け人材紹介や転職サイト「doda」の立ち上げを経験。ヘッドハンティングでWeb系スタートアップの取締役を歴任した後、2018年にアークワードコンサルティングを創業。IT/Webと人材領域の知見を活かし、Web戦略から施策実行・継続改善まで総合的に支援。フリーランスや副業など多様な人材活用分野で10年以上のマーケティング支援実績を持つ。

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