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ネット通販・ECコンサルの費用は?相場もわかりやすく解説

「ECサイトの売上が上がらない。」
「ECサイトをどうやって運用したらいいかわからない。」

このようなお悩みはありませんか?ネット通販を始めてみたものの、思ったより運用が難しい、集客ができないといった課題に頭を抱えている事業者の方は多いのではないでしょうか?そんな方のためにネット通販(ECサイト)のコンサルティング会社があります。

この記事では、ネット通販(ECサイト)のコンサルティング会社の役割、ネット通販(ECサイト)の運用代行を利用する際のチェック項目などについて解説します。

️ネット通販(ECサイト)のコンサルティング会社とは?

ネット通販(ECサイト)のコンサルティング会社とは、顧客がECサイトで売り上げを上げるためのコンサルティングをしてくれる会社のことです。EC事業に関する業務全般のコンサルティングを受けることができます。ECサイトの市場は競争が年々激化しており、自社の運用だけでは集客するのが難しくなっています。トレンドが目まぐるしく変わることで、ノウハウやナレッジを持っている会社の競争力が高まり、それを知らない企業は淘汰されてしまうケースがあるのです。ネット通販(ECサイト)のコンサルティング会社に依頼すると、競争力を付けるためのさまざまなアドバイスをもらうことが可能です。

また、コンサルティング会社の種類によっては運用代行まで行う会社もあります。売上アップのノウハウを持っているネット通販(ECサイト)のコンサルティング会社に依頼することで、売上を最短でアップできるでしょう。

️ネット通販(ECサイト)のコンサルティング会社の役割

ネット通販(ECサイト)のコンサルティング会社はどのようなことをしてくれるのでしょうか?ここから具体的な役割について見ていきます。

出店・運用サポート

ネット通販のコンサルティング会社は、ネットショップ開設について出店・運用をサポートします。ネットショップ開設後は、ECサイトの運用代行まで依頼できるのが特徴です。ネット通販のコンサルティング会社は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどでセールがあった場合、LPを作成したり、メルマガを作ったりします。

マーケティング・集客サポート

アドバイザリー型ネット通販のコンサルティング会社は、マーケティング・集客のサポートをします。自社商品が向いているECサイトの種類、競合会社の分析、ECサイトに最適な商品の選択、差別化できるECサイトデザインの提案などが業務内容です。また、SEO対策・リスティング広告など、集客するためのマーケティングノウハウも得られます。

売上ランキング・成約率の改善サポート

ECサイトで特に重要なこととして「売上ランキングで上位に上がること」「成約率を上げること」が挙げられます。例えば、成約率が良くてもアクセス数が少ない場合は、アクセス数を増やして売上に繋げる必要があります。逆に、アクセス数が良くても成約率が悪ければ、売り上げには直結しないため、成約率を改善する必要があります。ネット通販のコンサルティング会社は、何か課題でどう改善するべきなのかを考えてくれます。商品登録の見直し、競合サイトの価格の比較、ECサイトのデザイン変更など、具体的なアドバイスをしてくれるでしょう。

リピート購入率の改善サポート

リピート購入率の改善はECサイト運用では欠かせません。リピート率・LTV(ライフタイムバリュー)により、顧客をセグメント分類し、メルマガの配信・クーポンの配布・Web広告戦略についてアドバイスします。近年では、マーケティングオートメーションも注目されており、ビッグデータをどのように活用し、システマティックにリピーターを増やすことができるのかどうかも重要なポイントです。ノウハウのあるコンサルティング会社は、豊富な経験とナレッジが溜まっており的確なアドバイスをもらうことができます。

️アドバイザリー型のネット通販コンサルティングとは?

アドバイザリー型のネット通販コンサルティングとは、どのようなコンサルティングなのでしょうか?簡単には、運用代行をすることはなく、あくまでアドバイスに留まるコンサルティングのことです。ここから支援内容・料金相場について具体的に見ていきます。

アドバイザリー型の支援内容

アドバイザリー型のネット通販コンサルティングとは、ECサイトの業績・売上改善のアドバイスをする『顧問契約型』と言えるECコンサルのことです。実際には定例の打ち合わせ、メール・電話によるアドバイスをしますが、実働的な業務は行いません。自社で既にECサイトを持っていて課題がはっきりしている企業、かつ、インハウスで運用していきたい場合におすすめです。コンサルティング内容はネット通販コンサルティング会社によって異なるため、事前に内容を確認することが必要になります。

アドバイザリー型の料金相場

アドバイザリー型の料金相場は下記の通りです。

費用項目費用相場
月1回の定例コンサルティング・メール・電話によるアドバイス初期費用約5万円
月額費用約6~10万円
リサーチ・レポート作成追加料金ありの場合も

戦略型のネット通販(ECサイト)のコンサルティングとは?

戦略型のネット通販のコンサルティングとはどのような内容でしょうか?戦略というだけに、上流工程から携わるのが大きな特徴です。ここから支援内容と料金相場について具体的に見ていきます。

戦略型の支援内容

戦略型のネット通販のコンサルティングとは、ネット通販の戦略立案・リサーチ・実行プランについてアドバイス・支援をしてくれるコンサルティングのことです。特に楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなど、市場動向の把握が必要なECショッピングモールに関しては効果が期待できます。広告の費用効果や検証を分析し、最適な戦略立案を提示してくれるでしょう。

戦略型の料金相場

戦略型の料金相場は下記の通りです。

費用項目費用相場
ネットショップ改善提案約20万円/月
ECサイトの戦略立案・実行プランの提案約50万円/月

ネット通販(ECサイト)の運用代行を利用する際のチェック項目

ネット通販(ECサイト)の運用代行を利用する際のチェック項目とはどのようなものでしょうか?ネット通販のコンサルティング会社には、コンサルティングだけではなく代行を含めてサービス提供している会社もあります。自社の求めるものによって適切に判断しましょう。

ネット通販(ECサイト)の運用代行の料金相場

委託内容料金相場
ECサイトの運用全て固定報酬型:30万円~/月成功報酬型:売上の5~25%
必要な実務のみ固定報酬型:約5~10万円/月成功報酬型:売上の約10%

「ECサイトの運用全て」は分析・戦略・運用など全てを運用会社に任せる場合であり、最も費用が高くなります。「実務のみ」は出荷作業・在庫管理・顧客対応などの業務のみ依頼するため、費用を抑えることが可能です。運用だけを依頼したい場合に最適でしょう

ネット通販(ECサイト)の運用代行を利用するメリット

高クオリティーの運用ができる

ネット通販を運用するには、マーケティング・PCなどさまざまな知識が必要です。自社に運用に適した人材がいない場合、運用代行に依頼する方が高クオリティーの運用ができます。客観的な視点でECサイトを見てもらえるため、ブランディングに役立つようなアドバイスをもらえるでしょう。

他の業務に集中できる

ネット通販は24時間稼働しており、自社の社員が担当するのは現実的ではありません。ネット通販へのリソースの集中で本業に支障が出ることもあるでしょう。運用代行に依頼すると社員が本業に専念できるメリットがあります。

ネット通販(ECサイト)の運用代行を利用するデメリット

上記のようにネット通販(ECサイト)の運用代行を利用するとメリットもありますが、一方でデメリットもあります。ここから一つずつ見ていきましょう。

運用を任せきりにした場合はノウハウが得られない

運用を任せきりにした場合は「ノウハウが得られない」デメリットがあります。運用代行を利用するとクオリティーの高いECサイト運用ができますが、運用代行業者のサービスが停止した場合、運用ができなくなるリスクがあるのです。その結果経営に影響を及ぼすこともあります。任せきりではなく、日々の業務を確認しドキュメントに作業手順を残すなどの工夫が必要です

契約終了時の引き継ぎに新たな費用がかかる可能性がある

最初は運用代行業者に依頼していても、途中で自社での運用に切り替える場合もあります。しかし、売上の規模が大きい場合、時間とコストがかかるため、切り替えは簡単ではありません。引き継ぎ業務も必要なため、必要な人材を配置する必要もあるでしょう。

️ネット通販(ECサイト)のコンサルタント会社を選ぶポイント

失敗しないネット通販(ECサイト)のコンサルタント会社を選ぶために気を付けるべきポイントはどのようなことでしょうか?ここから具体的に見ていきます。

戦略から考えてくれる

ネット通販は、商品の内容やブランドコンセプトを考えた上で戦略を立てなくてはなりません。どのような戦略が自社に合っているかを考え、提案してくれるコンサルタント会社がおすすめです。戦略は、論理的で理にかなっているか、定量的なデータを元に分析された内容であるか、などの項目をチェックし、本当に信頼できるコンサルタントなのかというのを確認すると良いでしょう。

実績が豊富である

実績が豊富なコンサルタント会社は、事業計画・デザイン制作・物流・集客・運用などについての知識やノウハウを知っています。「売れる」仕組みについて熟知し、改善点についてアドバイスを得られるため、売上アップを期待できるでしょう。コンサルティング会社に依頼する際に、どのような実績があるのかを先に質問しましょう。

費用対効果が見合う

通販(ECサイト)のコンサルタント会社を選ぶ場合、自社の運用状況に見合った費用で選ぶことが重要です。高額過ぎるコンサルタント会社を選んだ場合、費用が回収できなくなるリスクが高まるでしょう。戦略面から見てくれるコンサルティング会社であれば、費用対効果面も考えた上での提案をしてくれるでしょう。その点を依頼前にチェックする必要があります。

まとめ

ネット通販(ECサイト)のコンサルティング会社とは、ECサイトで売り上げを上げるためのコンサルティングをしてくれる会社です。ネット通販は市場動向が激しいため、常に情報収集し戦略を立てていかなくてはなりません。ネット通販のコンサルティング会社は集客のための戦略立案やサイト改善などを提案してくれます。メリットも多く、自社の売上を立てやすくなったり、事業をスケールさせやすくなったりするでしょう。

しかし、自社に合ったコンサルティング会社かどうかはしっかりと考えましょう。例えば、運用を任せきりにした場合、ノウハウが得られずに、出費費用だけが膨大にふくらみ、採算を取りづらくなるリスクすらあります。コンサルタントやアドバイザーを探すなら、ビズブリッジがおすすめです。プロ人材と直接契約できるサービスを紹介しているので、自社の課題にあったサービスを見つけることができます。

ぜひ参考にしてください。

この記事の修者

中村 慎也 (アークワードコンサルティング 代表)

大学卒業後、シスコシステムズにてパートナー企業開発や金融業界向けコンサルティングセールスに従事。その後、人材業界大手のインテリジェンス(現パーソルキャリア)でIT業界向け人材紹介や転職サイト「doda」の立ち上げを経験。ヘッドハンティングでWeb系スタートアップの取締役を歴任した後、2018年にアークワードコンサルティングを創業。IT/Webと人材領域の知見を活かし、Web戦略から施策実行・継続改善まで総合的に支援。フリーランスや副業など多様な人材活用分野で10年以上のマーケティング支援実績を持つ。

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