当記事に含まれる広告と評価について
当記事には広告が含まれ、当記事経由のサービスへの申込みで、当社が提携する企業から報酬を受け取る場合があります。
ただし、当記事内のランキング等は当サイト独自の調査および評価に基づいて決定しています。

フリーランスのコンサルタント単価相場とは?依頼する場合のポイント解説!

コンサルタントといえば、かつてはコンサルティング会社に所属していることが一般的でした。しかし、昨今のコンサルタントは、会社には所属せずにフリーランスとして独立するケースも増えてきています。そんなフリーランスコンサルタントの最大の特徴は、なんといっても費用が安い上に柔軟に対応してもらえることでしょう。会社に委託するのに比べて、コンサルタントとの直契約であるフリーランスへの委託は、その分費用を浮かせることができるだけではなく、会社によるルールに縛られず支援をしてもらうことができます。

本記事では、フリーランスのコンサルタントの種類から依頼の流れまで紹介していきます。

経験豊富なフリーランスコンサルタントをお探しなら!

フリーランスのコンサルタントの種類とその単価とは?

経営戦略コンサルタント

経営戦略コンサルタントとは、企業の潜在的な課題を洗い出し、分析を行ったうえで、ロジカルシンキングに基づいて仮説検証を行い、経営戦略を立案する専門家です。いわば、企業の経営の根幹に関わるコンサルティングを担う職種です。企業が事業を継続するなかで、利益が思うように伸びなかったり、業務が非効率になってしまったりすることは珍しくありません。その背景には、そもそも社内からでは「何が問題なのか」が見えにくい、というケースがあります。

また、課題がある程度わかっていても、自社のノウハウでは解決策を導き出せない場合もあります。経営戦略コンサルタントは、業界最先端の知識や社外の成功事例を常にインプットしており、それらを活用して企業に有益な視点や情報を提供し、経営の立て直し(テコ入れ)を行います。

こうした重要かつ高度な成果が求められるため、経営戦略コンサルタントの報酬単価は一般的に月額100万〜350万円程度と、比較的高水準になります。

財務戦略コンサルタント

先ほどご紹介した戦略コンサルタントが企業の経営全体の方向性を設計する職種だとすれば、財務戦略コンサルタントは財務面から企業価値の向上を目指す専門家です。資金調達や投資戦略、M&Aなど、財務に関する幅広いテーマについて、クライアント企業が抱える課題を分析し、的確な解決策(ソリューション)を提示します。業務の領域が広く、案件によって内容も大きく異なるため、報酬相場は月額40万〜130万円程度と幅があります。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは端的にいえば、企業のITに関連する課題解決を支援するコンサルタントです。混同されやすい職種としてシステムエンジニア(SE)が挙げられますが、両者の役割は異なります。

システムエンジニアは、いわゆる上流工程を担当しており、技術者寄りの立場からシステムの要件定義や構築を行います。一方、ITコンサルタントはいわば「最上流」工程を担当しており、経営や業務改革の視点から最適なIT戦略を立案します。経営課題に基づき、システム導入やデジタル化の方針を策定します。ITコンサルタントのプロジェクトは規模が大きくなることも多く、その報酬相場は月額40万〜170万円程度とされています。

Webコンサルタント

Webコンサルタントは、Webサイトの制作・運用だけでなく、ビッグデータを活用したマーケティングやSEO対策などのWebマーケティング領域におけるコンサルティングも行います。企業がどのようなWeb戦略を取り、どのように売上を伸ばしていくのかを設計し、その戦略をWebマーケティングを通じて市場に広めていきます。専門性が高く、大規模な施策を伴うことも多いため、報酬相場は月額50万〜160万円程度とされています。

技術コンサルタント

技術コンサルタントは、その名の通り特定の専門技術分野に関するコンサルティングを行う職種です。「技術」といっても、その領域は非常に広く、機械系、建設、IT、不動産、環境など、多岐にわたります。例えば、電子機器コンサルタントであれば、大学で工学を専攻し、メーカーで電子機器の開発経験を積んだエキスパートが、新製品開発の助言や設計改善を行います。技術コンサルタントの報酬は専門分野や業務内容によって大きく異なります

  • 例:電子機器コンサルタント(回路設計エンジニア)…月額50万〜80万円
  • 例:不動産コンサルタント(企画提案書作成)…30万円前後

経験豊富なフリーランスコンサルタントをお探しなら!

フリーランスのコンサルタントの単価は何で決まるのか?

フリーランスのコンサルタントへ仕事を依頼する際の報酬は、スキルや経験、担当する職域によって大きく変わります。高い専門性や豊富な実績を持つコンサルタントほど、単価も高くなる傾向があります。

経験やスキル

コンサルティングの世界ではスキルごとにさまざまな名称があります。新人はアナリストと呼ばれ、経験を積んでコンサルタントに昇格します。そしてマネージャー、シニアマネージャーとスキルアップしていき、最後にパートナー・MD・ディレクターにまで昇格することが多いです。コンサルティング業界ではこういった経験やスキルのレベルによって単価が変化します。

シニアマネージャーやパートナーなど、経験豊富で高いスキルを持つコンサルタントは、月額200万円前後になることもあります。一方で、アナリストやコンサルタントレベルであれば、その約半額程度で依頼できる場合もあります。このように、コンサルタントの単価は経験やスキルによって大きく変動します。

職域

また職域によっても大きく単価は異なります。一般的に、経営戦略などの企業経営の根幹に関わる業務を行うコンサルタントになれば単価も高くなります。このため、自社がどういった職域の、どういったレベルのコンサルタントを必要としているのかは、事前に把握して整理することで、費用も自ずと計算しやすくなるのです。

フリーランスのコンサルタントに依頼するメリット・デメリット

フリーランスのコンサルタントに依頼するメリットとデメリットを見ていきましょう。

フリーランスのコンサルタントに依頼するメリット

低予算で依頼できる

フリーランスのコンサルタントに依頼する最大のメリットは、やはり費用を抑えられることです。
企業に依頼する場合と異なり、フリーランスなら直接個人に報酬を支払うだけで済みます。また、業務委託契約が一般的なため、正社員を雇う場合のように福利厚生費や研修・教育費がかからず、大幅なコスト削減につながります。

柔軟に対応できる

フリーランスは特定の組織に属していないため、企業の利益目標や社内規則に縛られることがありません。その分、依頼主の細かな要望にもスピーディーかつ柔軟に対応できます。所属企業の意向に左右されないため、必要なサポートをより自由度高く受けられるのも魅力です。

フリーランスのコンサルタントに依頼するデメリット

スキルや実力を事前に完全把握するのが難しい

フリーランスに依頼する場合の大きなデメリットは、相手のスキルや実績を事前に完全には把握できない点です。契約前に面談を行うことは一般的ですが、そこで確認できるのは経歴や過去の事例の一部に限られます。実際にどの程度の成果を出せる人物なのかは、契約して仕事を進めてみないと分からない部分もあります。

ただし、実績や評価を事前に確認できる紹介サービスを利用すれば、このリスクを大幅に軽減することが可能です。適切なマッチングを行うためにも、こうしたサービスを検討するのがおすすめです。

経験豊富なフリーランスコンサルタントをお探しなら!

フリーランスのコンサルタントへの依頼の流れ

それでは最後にどのようにしてフリーランスのコンサルタントへの依頼を行うのか、という点について説明していきましょう。

自社の分析をする

社外のコンサルタントへ依頼を行う前に、まずは自社の課題の分析を行いましょう。この分析を細かく行うことで、自社がどのような領域の、どのようなレベルのコンサルタントを必要としてくるかが理解できます。手法としては、3C分析やSWOT分析など多角的に自社を分析する手法がいくつかあり、そういった手法を用いることが一般的です。

依頼の内容を決める

次に、具体的な依頼内容を策定していきます。自社での分析を元に、どういった職域のどういったスキルを持ったコンサルタントに仕事を頼みたいかを考えます。また、依頼内容を決める際にはもちろんどういった課題解決を求めるかという点も重要ですが、どれだけ予算があり、どれだけの期間をそのプロジェクトにかけられるのかという点についても考えておく必要があります。その点をはっきりしておくことで、互いにミスマッチが発生することも防ぎやすくなります。

人材を探す

最後に、実際に人材を探していく段階に入ります。フリーランスの場合は人材のレベルもさまざまであるため、このプロセスでどのように人材を探すかがプロジェクト成功の鍵です。

ダイレクトリクルーティング

まず有名なものが、企業から直接声がけをする「ダイレクトリクルーティング」という手法です。求人広告などを出すわけではないので、費用面は低く抑えることができます。ただし、知識も少ない中、自社に適した人材を直接探すのは難しいというデメリットがあります。

そこで近年特に注目されているのが、「リファラル型」の人材探しです。これは、社員の口利きで紹介してもらった人物に依頼を行う手法です。この場合、ある程度詳しくその人物の実力などを知れるので、ミスマッチが発生しにくいです。また、社員の人脈も元に人材を探すので、比較的費用面が安くてすむというメリットもあります。

エージェントの活用

他には近年のフリーランスの需要の高まりから、フリーランス人材を紹介するエージェント企業も増えてきており、そのような仲介業者に委託をする方法もあります。この場合もエージェント企業に費用を払わなくてはいけないというデメリットは避けることができません。しかし、エージェント企業は自社で探すよりも圧倒的に多くのフリーランス人材との繋がりがあります。そのため、スピーディーかつ的確な人材の確保を考えるのなら、このような手法を検討するのが良いでしょう。

広告の掲載

求人広告を出すという手法もあります。ただし、応募者が来るまで待っている必要がある上に、広告会社に費用を払わなくてはいけないというデメリットもあります。人材探しについて時間的制約や予算上の制約がある場合には使いづらい手法と言えます。

契約を開始する

こういった採用手法の中から自社に適したものを選び、人物の選定が終わったら最後は実際に契約を結び、業務へと移行していくのです。

経験豊富なフリーランスコンサルタントをお探しなら!

まとめ

フリーランスのコンサルタントは、費用面のメリットや柔軟な対応力など、多くの魅力があります。依頼を検討する際は、まず3C分析などの分析手法を使って自社の現状を整理し、どのような課題があり、どんな分野のコンサルタントが必要かを明確にしましょう。また、フリーランスコンサルタントのスキルに加えて、幅広い人脈や業界で培った経験まで重視するのであれば、顧問(プロ人材)という選択肢も有効です。

ビズブリッジでは、顧問(プロ人材)やコンサルタントを比較できるサービスを提供しています。まずは、どのような選択肢があるのかチェックしてみてください。

おすすめのフリーランスサービス

HiPro Tech(ハイプロテック)

HiPro Tech(ハイプロテック)は、大手転職支援サービス「doda」で有名なパーソルキャリア株式会社が運営しているフリーランスエンジニア・ITコンサルタント紹介サービスです。企業とフリーランスが直接契約を結ぶことができるため中間マージンが発生せず、高単価案件を多く揃えています。

高単価案件が充実しているHiPro Tech(ハイプロテック)では、保有案件の約60%が80万円以上、最高単価が307万円です。HiPro Tech(ハイプロテック)の平均年間報酬額は920万円であり、利用者は平均10%報酬がアップしています。リモート案件率が84%(フルリモート率は45%)と高く、稼働時間も週3日〜5日から自由に選択でき、自身のライフスタイルに合わせた働き方をすることができます。

フリーランスエンジニア・ITコンサルタントの案件獲得を目指している方は、HiPro Tech(ハイプロテック)に会員登録してみましょう。

高単価の非公開求人多数

引用・参考URL

・参考:フリーコンサル案件の単価相場はどのくらい?レベル別・職域別の想定年収を徹底解説!
・参考:cost コンサルティングメニュー・料金表

この記事の修者

中村 慎也 (アークワードコンサルティング 代表)

大学卒業後、シスコシステムズにてパートナー企業開発や金融業界向けコンサルティングセールスに従事。その後、人材業界大手のインテリジェンス(現パーソルキャリア)でIT業界向け人材紹介や転職サイト「doda」の立ち上げを経験。ヘッドハンティングでWeb系スタートアップの取締役を歴任した後、2018年にアークワードコンサルティングを創業。IT/Webと人材領域の知見を活かし、Web戦略から施策実行・継続改善まで総合的に支援。フリーランスや副業など多様な人材活用分野で10年以上のマーケティング支援実績を持つ。

関連記事