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技術顧問の費用はどのくらい?相場や顧問とのマッチング方法を詳しく紹介

「技術顧問を導入するのにかかる費用はどのくらい?」
「技術顧問に支払う報酬はどの程度が相場?」
「技術顧問を探すにはどうすればいい?」などの疑問を抱えている人もいるでしょう。
近年、急速に需要が高まっているのが技術顧問です。社内のDX推進もあり、技術的に専門知識を持った人材が求められているのです。しかし、自社で必要とする知識を持った人材は少なく、採用する場合も時間とコストがかかります。
この記事では、技術顧問の業務内容、技術顧問を見つける方法、技術顧問の費用相場について紹介します。
️技術顧問とは?
近年の急速な技術革新において、企業が他社との差別化を図るため、技術力で優位に立つことは非常に重要です。特に中小企業やベンチャーは、自社のテクニカルな課題やシステムの課題解決のため、適切なアドバイスをくれる専門家の力を必要としています。
そこで、外部の「技術顧問」が必要とされているのです。企業が抱えている技術的な課題に対し、アドバイスできる人材を指します。技術顧問は豊富な専門知識を持っており、元々は特定の分野に秀でたエンジニアであることが多いのが特徴です。プロジェクトには1人で担当する場合と、チームを組み複数で担当する場合があります。
技術顧問の仕事
技術顧問の仕事は、技術的な側面に特化して課題の解決に導くことです。
プロジェクトのロードマップの策定
新規プロジェクトのためのロードマップを策定します。クライアントとのブレインストーミングを通しロードマップを策定するだけではなく、先端技術についても情報提供するのが仕事です。
技術的な調査と情報提供
最先端技術についての動向を調査し、クライアントの事業化に役立つような情報を提供します。また、将来科学技術や社会で大きな変化をもたらすものやリスクについても調査し、クライアントに情報提供します。
技術的な提案・指導と事業化へのサポート
技術顧問がこれまで培ってきた技術力をベースに、クライアントが抱えるさまざまな課題に対し、提案や指導をします。また、クライアントが事業化を円滑に進められるようアドバイスするのも技術顧問の仕事です。
プロダクトの評価技術・故障解析技術
プロダクトの開発段階で評価技術・故障解析技術を行い、クライアントをサポートします。
マーケティングについてのアドバイス
技術顧問の仕事は、新規顧客開拓のためのマーケティングについてアドバイスすることです。技術顧問は、オープンイノベーションでのインタビューを通して得た業界情報を、クライアントに伝えます。
技術顧問に求められるスキルとは?
技術顧問にはクライアントに技術サポート・アドバイス・予測・評価などができる専門的な知識が必要です。技術面の知識だけではなく、事業化に関するアドバイスも必要なため、経営のノウハウについても知見があることが求められます。
具体的には、以下が挙げられます。
・技術的な分野における正しい知見 ・知見を活用した幅広い業務経験 ・技術的視点を活かした研究開発からリリースまでの事業に携わる一貫した経験 |
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技術顧問を見つける方法
技術顧問を見つけたいものの、そもそもその見つけ方がわからないという場合はよくあるでしょう。
ベンチャーキャピタル・証券会社から紹介してもらう
手段の一つとして、ベンチャーキャピタル・証券会社から紹介してもらう方法があります。融資でのつながりにより、ベンチャーキャピタル・証券会社が顧問に相応しい人材と繋がっているケースがあり、そこから紹介してくれることがあります。しかし、IT関連に強みを持つ技術顧問の紹介はベンチャーキャピタル・証券会社でも容易ではありません。IT業界は市場の変化も早いため、ベンチャーキャピタル・証券会社が追い付いていない例も多いのです。
エージェントからの推薦を待つ
転職エージェントに依頼することもできます。
(1)転職エージェントに電話・インターネットからお問い合わせする (2)転職エージェントでスカウトしたい人材の条件設定や求人票の作成をする (3)転職エージェントが求人要件にもとづきスカウトする (4)返信があった候補者にメッセージの返信や選考について対応する |
しかし、これでは人材紹介からの採用のみになってしまう点がデメリットです。会社員としての転職を考えているだけの層にリーチすることになってしまい、結果的になかなか思うような人材に出会えない可能性があります。
人材マッチングサービスの利用
人材マッチングサービスは技術顧問を探している企業と技術顧問になりたい人材をマッチングさせるサービスです。スカウト形式ではないため、能動的に欲しい人材を探せる上に、会社員以外のパイにまで広げることができます。料金は各企業に合わせたオーダーメイドプランであることが多いため、専用サービスに相談しないとならない点が難点です。
️技術顧問の契約体系
技術顧問の契約は契約形態によって変動します。ここから詳細に見ていきましょう。
顧問契約
「アドバイザリー契約」とも呼ばれる顧問契約で一般的な契約形態です。中長期的な技術的課題解決に適しています。
時間契約
時間契約は、短期間で技術顧問に依頼する場合の契約形態です。技術顧問の稼働時間によって報酬が変動します。
プロジェクト契約
プロジェクト契約は1つのプロジェクトにつき報酬を支払う形態です。プロジェクトの立ち上げから完了まで対応します。顧問契約と同様な契約形態ですが、プロジェクトの延長や縮小により柔軟に対応できる契約です。
技術顧問の費用相場
実際の技術顧問の費用相場はどのようになっているのでしょうか?ここから具体的に紹介します。
報酬体系の相場
技術顧問の費用相場は契約形態と利用するコンサルタント会社の規模によって異なります。
顧問契約
顧問契約は月額料金での支払いが一般的です。契約期間は年単位となっており、平均数百万〜数千万円であることが多いです。業務内容は月数回の打ち合わせ・メールや電話での質疑応答などです。
時間契約
時間契約は「稼働時間×単価」で報酬が決まります。料金は数万〜数十万と技術顧問の実績・業務内容により大きく異なるのが特徴です。報酬に違いがあるため、事前に見積もりを依頼することをおすすめします。
プロジェクト契約
短期間のプロジェクトは10万円程度で済む場合があります。一方、長期プロジェクトになると時間契約や月額料金が発生するのがプロジェクト契約の特徴です。
まとめ
技術顧問は、自社のテクニカルな課題やシステムの課題解決のため、適切なアドバイスをしてくれます。仕事内容は、ロードマップの策定、技術的な調査と情報提供、技術的な提案・指導と事業化へのサポートなど多岐に渡るのが特徴です。技術顧問の料金相場は契約形態や依頼するコンサルティング会社の規模によっても異なります。
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この記事の監修者
中村 慎也 (アークワードコンサルティング 代表)
大学卒業後、シスコシステムズにてパートナー企業開発や金融業界向けコンサルティングセールスに従事。その後、人材業界大手のインテリジェンス(現パーソルキャリア)でIT業界向け人材紹介や転職サイト「doda」の立ち上げを経験。ヘッドハンティングでWeb系スタートアップの取締役を歴任した後、2018年にアークワードコンサルティングを創業。IT/Webと人材領域の知見を活かし、Web戦略から施策実行・継続改善まで総合的に支援。フリーランスや副業など多様な人材活用分野で10年以上のマーケティング支援実績を持つ。